地番から土地の場所を調べる関連記事
場所の分からない土地を調べる方法として、こちらの記事も参考になります。
▶ 地目が「畑」なのに農地ナビに出てこないのはなぜ?
▶ 固定資産税の土地の場所を調べる方法
▶ 地番から土地の場所を調べる方法
▶ 地番しか分からなかった「畑」の場所を特定した事例
相続した田んぼや畑の場所が分からず困っていませんか。
登記簿や固定資産税の納税通知書には地番が記載されているものの、その土地がどこにあるのか分からないケースがあります。
相続した田畑や長年利用していない農地では、山林化や周辺環境の変化により現地で場所を確認できないことも珍しくありません。
また、農地ナビの農地地図に探している地番が表示されず、調査が行き詰まってしまうこともあります。
しかし、農地ナビに表示されないからといって、場所を特定できないわけではありません。
公図で周辺地番を確認し、農地ナビに登録されている周辺地番との位置関係を調べることで、対象地のおおよその場所を推定できる場合があります。
この記事では、公図と農地ナビを活用して、山林化した田畑の場所を探す方法を解説します。
なぜ山林化した田んぼや畑は見つけにくいのか

昔は田んぼや畑として利用されていた土地でも、耕作が行われなくなると雑木や竹が繁茂し、周辺の景観と区別がつかなくなります。
また、山林化した農地や長年利用されていない農地の中には、農地ナビの農地地図に表示されない土地もあります。
そのため、
- 地番は分かる
- 登記簿も取得できる
- 固定資産税も課税されている
にもかかわらず、現地の場所が分からないという状況が発生します。
まずは公図を取得する

探したい農地の地番が分かっている場合は、最初に公図を取得します。
公図を見ることで、
- 対象地番
- 周辺地番
- 周辺の土地との位置関係
を確認できます。
ただし、公図は土地のおおまかな位置関係を示した図面であり、地図のように周辺の地形や道路とあわせて連続的に表示されているわけではありません。
そのため、公図を取得しただけでは、その土地がどこにあるのか分からないことがほとんどです。
農地ナビで周辺地番を探す

次に農地ナビの農地地図を確認します。
公図で確認した隣接地番や周辺地番の中に、農地ナビへ登録されている農地がないか確認してください。
農地ナビに表示されている周辺地番を見つけることができれば、公図上の地番配置と照らし合わせることで、表示されていない対象地のおおよその場所を推定できます。
対象地の公図だけでは判断できない場合は、周辺の公図を追加で取得しながら調査範囲を広げ、地番のつながりを追っていくことが重要です。
公図と農地地図を照らし合わせる
周辺地番が農地ナビで確認できたら、公図と農地地図を見比べます。
例えば、乙1121番の場所を探している場合、

- 乙1118
- 乙1124
- 乙1117
という並びが農地ナビで確認できた場合、公図をもとに地番の場所を特定できます。

実際の調査では、公図を何枚もつなぎ合わせながら位置関係を確認することも珍しくありません。
まとめ|農地ナビに表示されない地番でも諦める必要はありません
山林化した田畑は、農地ナビに表示されないことがあります。
しかし、
- 対象地の公図を取得する
- 周辺地番を確認する
- 農地ナビで周辺地番を探す
- 公図と農地地図を照らし合わせる
という手順を踏むことで、対象地のおおよその場所を特定できる場合があります。
地番は分かるが場所が分からない農地、山林化して現地で見つけられない田畑でも、公図と農地ナビを活用することで場所を絞り込める場合があります。
農地ナビに対象地番が表示されないからといって諦めず、周辺地番との位置関係を確認しながら調査を進めてみてください。



















